イタチのオヤジの日常

2021年06月

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善福寺池を後に、井草八幡宮にお参りして、善福寺川に出て、しばらく歩いていくと、井荻小学校を越えたあたりで、スッポンを一匹発見しました。
何年か前にも、護岸の際で甲羅干ししている奴を見かけましたが、この個体は、その時のものより小ぶりのような気がします。
特定保健指導を食らい、食餌制限・減量に努めているせいか、常に腹が空いて、食い物のことばかり考えているような気がします。スッポン、もう10年近く食っていない。酎で割った生き血とか余計いらないので、ただ、鍋を食いたい、たっぷりショウガを利かせて。
自分を食うことを考えている人間がすぐ横の岸の上にいるとは、スッポンには想像もつかないことでしょう。多分、どろ臭くて、数か月きれいな水で飼ってからでないと食えないでしょう(サワーグレイプス)。DSC_0027

善福寺の上の池のボート小屋のそばの植え込みに、小さな実をつけている灌木を見つけ、よく見ると「イヌビワ(クワ科)」と書いた札が下がっていました。こんな植物、これまで気が付かなかった、そもそも「ビワ」ってなんの仲間だっけと、帰宅して調べたら、「ビワ」はバラ科で、全くの「他人の関係」とわかりました。
「イヌビワ」の実は、割ってみると、イチジクに似ているそうです。食べられないことはないが、あまり旨くないので、「イヌ」とつけたそうで、ずいぶん可哀そうな命名です。それにしても、今年はまだ、うまいビワを食していません。ずいぶん前に、千歳烏山のJAの即売所で、それこそ「農家の庭先に生っていたのを、今、もいできました」というような、小ぶりだが新鮮なやつを買ってみたら、本当にうまかった。以来、気にかけて探してはいるが、なかなか出会えません。HORIZON_0001_BURST20210626095439448_COVERDSC_0023

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というか、無目的に歩いているうちに数日前に朝のニュースで、かつて訪れた埼玉県行田の古代ハスの公園で花が咲き始めたというのを思い出しました。手近なところで済ませるなら、善福寺池でと、安直に目的地を変更。結構、暑くて汗だくで1時間歩いて到着。
特に変わったところがるわけではない、フツーのハスの花が咲いているだけですが、何とはなしに、老母を見送ってからのこのふた月ほどのことを考えていました。HORIZON_0002_BURST20210626100030717
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9時前に電車で渋谷へ出て、ウォーキング開始。道玄坂を上り切って246へ出て坂を下り、池尻大橋へ。目黒川緑道から分岐点で北沢川緑道へ入って、あとはひたすら上流方向へ辿り、日大のグラウンドを過ぎたあたりで北へ転じ、上北沢駅付近で京王線を北側へ渡り、そのあとは玉川上水の流路に沿って浴風会へ。今週は、先週末のアオダイショウのようなちょっとわくわくするようなハプニングは、一切なし。アジサイもそろそろ盛りを過ぎようとしています。
浴風会の構内に、「長寿木」のタイサンボクの樹があって、大きな白い花が10輪くらい咲いていました。ただ、咲いている位置がどれも高くて、花自体をアップで撮ることはできませんでした。
神田川へ出て、富士見ヶ丘駅で井の頭線を北へ渡り、結局渋谷から自宅まで2時間半ほどの歩行でした。HORIZON_0001_BURST20210620102542790_COVER
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玉川上水に沿って歩いていて、もうじき井の頭公園の一角というあたりで、前方の路傍に、目立たない色の「縄」のようなものを見つけ、近寄って見ると、優に1メートル以上あるアオダイショウでした。
10年程前、場所こそ異なれ、ヘビが出たのは蒸し暑い6月の一日でした。
長々と伸びていて、とぐろを巻いて身を守るでもなし、人間をなめているのか、見当がつきません。
こっちも、春先に野川で見かけた勇敢な?小学生くらいの男の子のように、尻尾をつかんで捕まえるほどの元気もないまま。道行く人々も、アオダイショウごときは、さほど珍しくもないのか、わざわざ立ち止まって眺める暇人も居ませんでしたIMG_0001_BURST00120210613095431_COVER
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今日も朝から雲が多く、午後はにわか雨が予報されています。
9時過ぎに家を出て、玉川上水に沿って禅林寺を目指しました。
時折、風はあるものの、蒸し暑い。いつも立ち寄る野菜スタンド、今日の主役は立派な大根でした。
井の頭公園を過ぎ、三鷹駅もほど近いあたりの歩道の植え込みの一角に、津軽は金木町産の「玉鹿石」が据えてあります。このあたりの流れにDSC_0019DSC_0021
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太宰が入水したのが、6月13日だったそうな。当時は、玉川上水は現役で稼働していて、水量も今とは比較にならないくらい多く、一度落ちたら簡単には這いあがれない「人喰い川」だったそうです。
遥か下流、現在の明星学園のあたりで亡骸が見つかったのが、6月19日。この日が命日とされ、「桜桃忌」とされているそうです。
禅林寺のお墓には、どんな時に詣でても、花と酒のお供えが絶えることがありません。今日は、早くもサクランボがお供えしてありました。

1時間10分ほど歩いて、妙法寺に到着。お参りして、境内奥へ進み、浄行堂にもお参りを済ませました。さらにその奥、堀切菖蒲園とは規模では比較にならない小さいものですが菖蒲田があります。
残念ながら、花は、やや盛りを過ぎていました。
むしろ菖蒲田を縁取るように植えてあるアジサイのほうが、まだまだ見ごろでした。
同年配くらいの男性が本格的なカメラを携えて来られていました。DSC_0018
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「今年はどの花も開花が早いですね」いささか盛りを過ぎた花に、ちょっと残念そうでした。

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天気はいまいちの土曜日、それでも雨の心配はなさそうです。
堀切まで出かける元気もないので、近場で、堀之内の妙法寺にショウブでも眺めようかと、9時前に家を出て、途中、まず善福寺川緑地を歩いてみました。
旧阿佐ヶ谷住宅の手前あたり、目指す樹には、遠目に白い花、それもかなり大きいものが複数、咲いているのが見えました。
近寄って見たものの、花の位置が高いのと、上向きに咲く花なので、なかなか全体像を撮影することができないのが残念です。DSC_0012

6月の声を聞くとともに、クチナシが咲き始めました。HORIZON_0001_BURST20210605155846249_COVER


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