イタチのオヤジの日常

2020年11月

この地に居を構えて、最初に業者の方に頼んで色々な植物を植えてもらいました。そのあと、素人の趣味で空きスペースさえあれば植えたい苗を思い付きで植えたりして、一時はずいぶん熱心に取り組みました。
ただ、自然の摂理というか、日当たり、土壌の湿り具合、風通し、さらには酸性アルカリ性の別など、その場所の特性に合わない植物は、植えてはみても、時間の経過とともに何時しか枯死していきました。逆に、枯れたと思ったクリスマスローズが、花柄を始末せずに放置していた株から種がこぼれて芽生えたのか、思わぬ場所に定着した株があります。
最近、特に目立つのが、鳥たちが運んできた種が発芽し、だれも世話もしないのに根付き、生育したヤツデ、マンリョウ、センリョウなどです。このように、時間をかけていけば、人間の作為を排除して、この地が本来あるがままの自然の姿に近づいていくのかもしれません。KIMG1340

今日は、時折陽ざしがのぞくものの、曇り基調の肌寒い日です。
午前中に区民センターで水中ウオーキング中心に約50分、トレーニングして、ロビーに出たら、ツリーが飾ってありました。
明後日は、もう12月です。KIMG1339

上水沿いに歩きながら見ていると、モミジは、本数はそれなりにあるのですが、樹全体が綺麗に紅葉している樹はほとんど見つけられませんでした。
ハゼの樹なのかどうか不勉強で名前はわかりませんが、三鷹台のあたりで紅葉の進んでいるものがありました。
散歩の度に覗く野菜の即売スタンドは、カブの白さが目立ちます。KIMG1328
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好天に恵まれた三連休、最終日は予報通り風が強い。気温はそれなりに上がっているので、玉川上水沿いに三鷹まで歩いてみました。
禅林寺の大銀杏、意外にもうっすらと緑の葉が残っているのに、相当数の葉が散り始めています。
樹全体が黄金になった姿を想像していたのですが。
森鴎外・太宰治両氏のお墓に詣でました。太宰のお墓は、いつ詣でても、花と酒(今日は缶チューハイでした。)が供えらえています。KIMG1332
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自然教育園のすぐ東隣の街区にある、築35年の4階建てのぼろい集合住宅に所帯を構えたのが、昭和の終わりでした。単身赴任期間を挟んで、平成初めまで、約8年間、生活の本拠だったところは、周囲の顰蹙を買っていたボロ住宅が撤去されて、公園になっています。丈の高い銀杏他数本の樹だけが往時のよすがになっています。
汚いジャージ姿で買い物袋を提げて歩いていた外苑西通りは、いよいよ綺麗に、ハイソな感じになって、近寄りがたくなりました。スポーツーで乗り付け、並木に面したテラス席で食事するカップルの姿をよく見かけたのは、それこそバブルのころだったろうか。確か「ブルーポイント」という名前の店だったと思うが、記憶の場所には、より高い、スタイリッシュなビルが建ち、でもやはり通りに面してオープンエアの空間があり、別世界の人たちが談笑してました。
この場所での暮らしが成り立たなくなり、郷里の埼玉方面でなく、結果的に西郊へ、2回転居し、23区の西のはずれまで流れ着きました。あと1回、最後は東京の西のはずれの山の中の老人ホームあたりで生涯を終えることになるかもしれません。なんとなく感傷に浸っていたら、蕎麦の名店『利庵』が、今も当時の建屋のまま健在なのを見つけて、嬉しいような、ホッとしたような想いがしました。穴子のてんぷらを乗せた蕎麦が美味かった、1回きりだったけれど。KIMG1322
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三連休の中日、イートもトラベルも縁が無くて、近場で、かつ人出で混みそうもないところ、という大変ネガティブな選択の結果、ここになりました。
初めてここを訪れてから35年近くが経ちました。その自然のありさまが全く変わらない(ように、素人目には見える)のに感心します。園内にモミジはあるにはあるが、あまり紅葉していませんでした。それと、ちょうど実がなる時期のためか、センリョウがそこら中に生えているのに、今更ながら気が付きました。KIMG1315
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8月末以来、母が入院している郷里の病院の主治医に呼ばれ、今日は会社を休んで行ってきました。
結論は、10月初頭から何度かの急変、危篤を経て、「悪いなりに症状が落ち着いた」ので、1月半以上中断していた療養型病院への転院調整を再開したいということでした。患者家族としては、是非もないこと、としか言いようもありません。
庭の手入れをしてもらってから、ソヨゴの株もとがすっきりして、いい感じのKIMG1312
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和の空間になりました。ツワブキの花が咲き始めました。

西永福駅から大宮八幡宮にお参りした後、善福寺川沿いに延々歩いて、環八を越えて、善福寺池下ノ池まで約2時間かかりました。
途中の善福寺川緑地公園は、次第に黄葉が進み、ポプラの仲間なのか、黄色が鮮やかに。
川沿いの遊歩道沿いに並ぶ樹々の色のグラデーションが綺麗なところも。
下の池のそばで、モミジで、かなり紅葉が進んでいる樹がありました。
さらに上の池をめぐって、吉祥寺駅の雑踏を避け、東寄りのガードをくぐって、井の頭公園のボート池の東のはずれあたりに出て、今度は神田川に沿って、さらに歩き続けて、12時過ぎに自宅に帰りつきました。3時間余りの歩行で、今回も2万歩をKIMG1308
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越えました。

朝9時過ぎに参拝しました。
既に晴れ着の親子連れが、数組。昼頃には、きっと大賑わいになるKIMG1304
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でしょう。
境内では菊花展をやっていました。

実の色の朱色が、濃く色づいてきました。
同じく実生のマンリョウ、3本ありますが、そのうちの一本。実の色づきはまだまだです。KIMG1299
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